「長崎ちゃんぽん」は具に野菜、魚介、豚肉をたっぷりと使い、食べ応えがありながらもヘルシーな料理です。明治時代に、中華料理店「四海樓(しかいろう)」の店主である陳平順さんが、長崎県にいる中国人たちに「安くて栄養価の高い食事を」と考案したのが発祥だといわれています。長崎市内をタクシーで観光したさいには、ドライバーにお勧めの店へ連れて行ってもらいましたが納得の味でした。

地理的には台湾に近い八重山列島の石垣島にも、関西から直行便のない旧空港時代に行きました。ここまでくると日本列島は南北に長いと実感します。俗化された沖縄本島に比べ宮良川下流部のマングローブ湿地帯など自然が多く残っていました。

石垣牛は2000年九州・沖縄サミットの晩餐会でメインディッシュとして供されたことでブランド牛として有名になりました。ほとんどの肉が地元で消費されており、リーズナブルに提供される石垣牛の焼き肉店が多いです。ブランドの維持向上を図るために質を管理されており、おいしいです。南方の魚はなぜか熱帯魚のような鮮やかな色が多く、私のように魚に苦手意識があると見た目で敬遠します。

思い起こせば小学校の修学旅行から2018年までに全国47都道府県をすべて訪問しました。

高知県のように一か所の観光地しか足を踏み入れたことがない県もあれば、大自然に恵まれた北海道のように毎年訪問した地もあります。温泉地も多く、海、山の幸にも恵まれており、冬の自然は厳しいですが、酷暑の大阪から比べると夏は別天地です。襟裳岬、宗谷岬、納沙布岬も巡り、広い大地のほとんどの地をレンタカーで走破しました。

次はどこに行こうか? 思案中です。