楽しい楽しい登下校

ど田舎スキー場麓の我が家から、小学校までの距離は約二キロ、小学一年生の足では、一時間はかかったと思いますが、しかし、冬は自作の竹スキーで登校のため、今思うに三分の一くらいの二〇分少々で登校できたような気がします。今でいうスケートボードの竹バージョン? 皆が競ってその竹スキーを手作りし、自慢しあったものでした。

当時も車はそこそこに走っていましたが、学校も親も何もうるさいことは言わず、個々の注意に任せていたようですが、関係交通事故も聞いたことがなく、平和でのどかな町そして時代でした。

自作竹スキー 作成時の注意事項
1 竹はなるべく若い青竹が良い。
2 スキーの幅は、大きいと安定するが割れやすく、工作がやりにくい。小さ過ぎると工作が楽になるものの、
  滑っているときの安定感に欠ける。 結果、理想は約五センチで肉厚が良い。
3 作成は1本だけで良い。スケートボードと同じように、どちらか利き足を乗せ、
  反対の足で思いっきりキックすることで滑る(スキーのワックスを塗ると、競争に勝てるかも)。