俳句・短歌 歴史・地理 歌集 歴史 2021.03.03 歌集「風音」より三首 歌集 風音 【第31回】 松下 正樹 何気ない日常にある幸せを探しに。 優しい風を運ぶ短歌集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 都心への利便を図(はか)る地下鉄が 三十年ほど前、通じたり ことごとく畑はつぶされふり仰(あお)ぐ 高層ビルが建ち続けたり マンションの囲(かこ)ひし畑の葱坊主(ねぎぼうず) 言葉なく怒りに立ち尽す
人生論 『潜在意識を変えて自分を幸せにする 21のアプローチ』 【第6回】 森 享子 母が亡くなった後、母が毎年していたように親戚に挨拶へ行くと、「もう来ないでほしい」と言われた。 【前回の記事を読む】「何様のつもりだ! お前は商品なんだから…」大学に進学した頃、母は度々お見合いの話を持ってきた。私が断ると烈火の如くでも、我慢すれば、どうしてもストレスがたまります。そこで、我慢を強いられた人は、ストレスを発散するため、「自分はこんなに我慢したんだから」という憂さを晴らすために、次の世代の人や自分より立場の弱い人に、同じような我慢を強いるようになります。中には本気で「我慢をす…
小説 『壺を抱いたネコニャ』 【第11回】 柊 あると 「誰の部屋?私は一人っ子のはずなのに…」自宅の開かずの部屋に入ると、そこには男子用の家具が用意されていて… 【前回の記事を読む】失踪した母は市松人形が趣味だった。7年間放置していた"母の楽しみの部屋"のドアを開けると、そこには…「どうしたの?」「僕、机って持っていなかったから」私は彼に近づいた。「こんなにほこりが溜まっている」ネコニャは机に指を這わせた。「本当ね。七年以上放置しているんだもの。仕方がないわ」私は部屋を見回して、これをどうしたものかと思案した。「この部屋、どうしよう。これって、絶対に誰か…