俳句・短歌 短歌 自由律 2021.02.13 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第29回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 またいつか逢おうねきっときっとだよ 愛犬(フクちゃん)の夢見て泣いた泣いた泣いた 幸せだったよ愛犬(フクちゃん)どうもありがとう
小説 『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[人気連載ピックアップ]』 【第10回】 川井 れもん 娘の葬儀代は1円も払わない、と宣言する元夫。それに加え、娘が生前に一生懸命貯めた命のお金を相続させろと言ってきて... 次の日から雄二と2人で、市役所に提出する書類の整理や墓に納骨をするなど、予想以上にやらなければいけない事が多かった。そのためここ数日、私は身体に激しい痛みを感じて我慢できなくなっては休憩して、回復してから行動しての繰り返しだった。それでも、なんとかやらなければならない事をすべて終了させて、やっと直美の遺産相続の手続きをする事になった。この手続きは最初から姉に依頼しており、直美名義の口座がある銀行…
小説 『左遷、最果てのパラダイスへ』 【第20回】 木山 空 「沖縄に来て一緒に仕事しないか?」中古車屋で出会った若手社員をヘッドハンティング 「ところで沖縄、どう? 前に行ったことあるって言ってたけど、変わらない?」「うん、綺麗なビルが増えて、高速道路も増えたけど、青い空と海は同じだよ」「私、沖縄行ったことないから、行ってみたいな。この夏は着任したばかりで忙しいだろうから、冬休みに大輝を連れて行っていい?」「もちろん。楽しみにしてるよ。それまでになんとか営業所を軌道に乗せたいな。来てみたら、いきなり社員が一人辞めるというので面食らった…