俳句・短歌 四季 2021.01.07 歌集「漣の夢」より3首【第3回】 歌集 漣の夢 【第3回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 室外の木立を埋めて薄紅の 桜の様な花が満開 見上げると金星一つ存在の 驚き伝え凛と輝く 朝の陽の薄雲透す光源に 超越された天見る思い
小説 『愛と慟哭の果て』 【第4回】 和泉 順 刑事が犯した致命的なミス。緊急指令で出動した刑事は、拳銃を持つ強奪犯の元に防弾チョッキを装着せずそのまま突入してしまい… 【前回の記事を読む】病院から返ってきた彼は別人だった。物足りないと感じていた彼との行為は長く激しくなり、私は初めて絶頂で意識を失って…妻の美幸と二人の子供が、苦しい息遣いで横たわる長谷川をICUの窓越しに祈るように見つめていた。長谷川は神奈川県警加賀町警察署の刑事課強行犯係の巡査長だ。長谷川は二日前の午前十一時頃に、上司の横地係長と警察車両で横浜元町にある宝石店に急行していた。同店より、宝石と貴…
小説 『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[注目連載ピックアップ]』 【第6回】 ラヴKISS MY 結婚式当日、新郎の姿は会場にはなかった――ずっと一緒と約束したのに。彼は式場に向かう途中にバイクで… 【前回の記事を読む】「お前を抱きたい」そう言った次の瞬間彼は私の上にのしかかるようにして…早く起きて朝食の準備を始めた。しばらくして沙優が起きてきた。「おはようございます。私ベッドの真ん中に寝ちゃってすみません。南條さん寝られなかったですよね」「ああ、デスクチェアーで寝た」「すみません。どうしよう、あの起こしてください」「大丈夫だ、気にするな」「でも、南條さんのベッド……」「大丈夫だと言ってるだ…