俳句・短歌 四季 2020.12.25 歌集「漣の夢」より3首【第2回】 歌集 漣の夢 【第2回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 【二〇一二年】 太陽が燃えつつ沈み東空 月が出て来る天体のショー 冬の間の寂しく生えた松の木に 花々囲み緑葉華やぐ 春の宵朧に霞み輝いて 満月の花闇に咲いてる
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[「バツ恋」人気御礼!武きき作品ピックアップ]』 【第26回】 武 さき,武 きき 元カノに触った手で触れられるのが嫌で、夫の手を振り払ってしまった。帰宅後、ドアを閉めると同時に激しくキスされ… 【前回記事を読む】「会いたかった、やり直したい」ホテルのロビーで夫と抱き合う女性は元カノだった。密着する女性の体越しに、夫と目が合い…私は納得したが……あの人を触った手で私に触れてほしくない。私って嫉妬している?「私の俊さんに触らないで」って……。会場に入って、五組のご夫婦が席に着いていた。挨拶をして私を紹介した。席に着いてしばらくしたら、手を握ろうとしたが私は嫌で払った。俊さん、私を見ているが…
小説 『浜椿の咲く町[注目連載ピックアップ]』 【第10回】 行久 彬 私は獣に捧げられた生贄だったのか――夫の“発作”に殺されかけた夜、パジャマのまま雨降る闇夜に飛び出し… 【前回の記事を読む】それは夫の“発作”だった――夜中に唸り声をあげ、カッと目を見開いた夫。跳ね起きて私に覆いかぶさり、強い力で…「美紀ちゃん、黙っとったけど騙す積りはあらへんだんや。いつか打ち明けようと思うてた。普段は親の言うことをよく聞いて大人しい子なんや。ただ、靖夫が可愛かった。跡継ぎやし嫁を持たせたかった。あんたのようなしっかりした嫁が来れば何とかなると思ったんや。靖夫の嫁としてどうかこの…