自分を観ることから始めよう。
「みんな、こころとからだを持って生まれてくる」って聞いたね。
どうやって育つかというと、
からだはね、ご飯で養っている。
こころはね、愛情で養われているんだ。
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ご馳走だけ与えたって、愛情なく育てられればこころは死んでしまう。
愛情が足りないと、陽の光の足らない植物のように、
こころはひ弱でいじけてしまうんだ。
どんな人でも、芽が出た時はキラキラ光ってる。
でも、愛情が足りず、叱られたり、人と比べ過ぎたりすると自分らしさを嫌って、
ものすごく強く見せたり、ものすごく隠れたりして、どんどん本当の自分からかけ離れていってしまうんだ。
いつも怒っている人は、棘(とげ)が生えてたっておかしくない。
脅えている人は、わざわざ陽の当たらないところに隠れて暮らしているよ。
だからまずは、自分の中の「こころのかたち」がどんな具合か観てみるんだ。
どう観える? 何が観える?