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第一章 日本の社会・歴史

能登半島地震

「地震大国」と言われるこの国の準備がこの体たらくでは情けない。日本人の短所長所で言えば、事前の準備は人々の我慢を前提に怠り、事が起こった後は「速やかに」と掛け声は良いが、既知には、何とか対処できても、未知に弱いお国柄だと言える。

日本は「災害大国」と言われるがこの事に異議を唱える人はいないだろう。地震・洪水・噴火・台風・津波等々である。一方、日本は「世界一安全な国」とも言われる。

その「安全」は治安の事である。数々の自然災害の多さを考えると、「治安上の安全」は、せめてもの「なぐさめ」と言った所だろうか?

では、自然災害の備えはどうだろうか? それは、進化・進歩したとは言え、「これで十分」というには程遠い。災害の準備や復旧・復興に関しても、スピードに欠け、ほぼ同時期に起こった台湾のスピードに学ぶ点は多い。倒れた建物が、長い間、そのままという状態は好ましくない。

行政の立場からすれば「法律」「人手」「お金」等々、遅れる理由を挙げれば切りが無いが、ここでも「スピード」という点で「発想」の転換が必要だろう。ここでも、「B組」の欠点、「想像力の欠如」が如実に現れている。

災害には、何が起こるのかを予想して準備する事が、被害が起こってから復旧するより、費用がずっと安くなる事は自明である。もっと、デジタルやドローンを利用すべきだろう。