事例2 住人が室内で亡くなって……
ある法人にて管理マンションの1室を契約頂いておりました。その法人担当者より賃貸借契約を解約する連絡が入りました。それ自体は単なる業務の一つですが、法人担当者が言う解約理由が「室内で社員が亡くなったため」との事。またも私は嫌な予感がしました。内心自殺じゃなければ良いが……と思いました。
私は部下の社員に対して「死因は聞かなくていいから」と伝えました。私のその発言に対し、社員は怪訝そうな顔をしていました。
夕方にその社員より報告がありました。
「店長、亡くなった理由が分かりましたよ! 法人担当者に色々と聞いたら自殺だったという事を言いましたよ!」とお手柄のように言うのです。私は咄嗟に「いや、聞かんでええよ!と言ったでしょう」と思わず返してしまいました。
部下からすると「相手より聞きにくい情報を聞いて、上司に報告したのになぜそのように言われるのだろう?」と思ったに違いありません。本来ならばそれ自体は正しい行為だからです。
しかし、時と場合によっては、知らない事の方が良いケースもあります。昔から「知らぬが仏」と言いますよね。
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