【前回の記事を読む】地球の運行は、太陽との均衡で成り立つ。しかし赤道付近で観察できるこの現象は、誰の思し召しか? 明らかに"設定"されていて……
3 力の概念
近年、人類はアラー/神の神罰を被った、それは世界全般にわたる自然災害の形でやってきた。例えば、1918~19年の世界的に大流行したインフルエンザいわゆるスペイン風邪である。近代史においては最悪である。感染者数は推定5億人といわれ当時の世界人口の約三分の一を占めていた。おおよそ2千万から5千万人が亡くなった。
この強力なウイルスは、不可解な衝撃的速さで免疫系に影響を及ぼし、20代から40代にかけて最も死亡率が高く、あるケースでは最初の24時間以内で命を失った。医学は、死者を止める術は全くなかった。
2004年マグニチュード9.1の史上最大の地震がインド洋沖の地殻変動により発生しインドネシア海岸を襲った。この地震による津波は、海に面する14カ国に22万人の死者を出した。
2011年には最も激しい自然災害を起こしたという同じような強さの地震が、太平洋の日本海沿岸沖の巨大な地殻変動の一撃によって起こり、未曾有の自然災害をもたらした。この津波によって数え切れない人命が奪われた。これは予期し得ない高さと強さであった。この強烈な一撃で地球の軸が18cm移動した。
最初にこの災害の規模の大きさをまの当たりにした人は全く何が起こったか理解出来ないほどだった。これは目に見えないアラー/神の力による試練であった。また母なる自然の力に我々は如何に無力であるかを示すよい一例である。日本は自然災害に対し万全の準備を期した国といわれているがこの災害の自然の力に全く何も出来なかった。
我々が経験するアラー/神の力は色々な場面で現れている。生物学的には―生と死において。人間がいつどのようにして生まれ死ぬかは誰も知らない。地質学的には―地震、噴火、津波。気象学的には―竜巻、サイクロン、台風、ハリケーン。
アラー/神は、我々の無力なることを知らしめるために、これらを我々に対する警告として起こしているのである。アラー/神は、高度に進化したお前たち人類はきわめて傷つきやすいのだと感じさせるために激烈な災害を起こすことの出来る力の一片をやって見せるのである。
しばしば母なる自然と称される神の力は、外的および内的作用によって進化の過程で地上の生活習慣を保持しまた変化させたりする。外的作用について考えてみよう。嘗て、青々と茂った広大な緑の地域が砂漠と化したことがある。