その後、大輔は由香から今後についての話を聞いた。
「今後についてですが、説明会でもありましたようにこちらが用意する養成所に入ってもらいます。沢崎さんは社会人ですので勤めながらのレッスンとなります。
場所は沢崎さんの住んでいる所から車で通えるところです。こちらとしては1週8時間レッスンするカルキュラムを立てたいと思ってます。
社会人は学生さんのいない時間帯でのレッスンになりますので平日の夜か、日曜日の昼間となります。ご希望の曜日と時間はありますか?」
「仕事の休みが木曜日と日曜日ですので、水曜日の夜の2時間と日曜日の6時間でいいですかね?」
「問題ありません。ではそのように調整します。変更がありましたら早めに連絡ください」
「あとシフト制ですので休みが急に変更になることもあるので……」
「そうなったらすぐに私か養成所に連絡をください。できる限り調整します」
レッスンの時間調整はスムーズにできた。基本的に社会人のレッスンは学生がいないときに行うようだ。そのため時間が限られている。
しかもレッスン期間は1年。少ない時間でいかにやるかが重要になる。
「言う必要はないと思うが、日曜日はよっぽどな用事がない限りレッスンを優先してくれ。日曜日が一番レッスンができる時間帯だから。お前の将来を決める大事な期間だ。そこは自覚してくれ」
亀井が釘を刺すように大輔に言った。大輔も「わかってます」と即答した。
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