やさしく、しっかり。歯ぐきを傷めない新しいクリーニング「エアフロー」
「歯のクリーニング」と聞くと、金属の器具でゴリゴリと歯石を削られた経験を思い出す方も多いかもしれません。中には、痛みや不快感から「歯医者は苦手……」と感じてしまった方もいらっしゃるでしょう。
そんな中、近年注目されているのが、スイスのEMS社が開発した「エアフロー」という新しいクリーニング技術です。これは従来の「削る・こすり取る」といった方法ではなく、細かなパウダーと水、空気を吹きつけてバイオフィルム(歯の表面につく細菌の膜)をやさしく除去する方法です。
エアフローで使われるパウダーは、非情に微細で、たとえば「エリスリトール」という自然由来の糖アルコールをベースにした成分などが使われています。歯や歯ぐきを傷つけることなく、目に見えない細菌の膜をしっかり落とせるのが特徴です。
また、EMS社は、この技術を「GBT(ガイデッド・バイオフィルム・セラピー)」というコンセプトのもとで提供しています。これは、患者さん一人ひとりの状態をチェックしながら、必要な部分だけに必要な処置を行うという非常に科学的で、やさしく、予防効果の高い方法です。
特に歯ぐきが弱っている方、インプラントをされている方、歯肉の退縮がある方、あるいは定期的にメインテナンスを希望されている方にとっては、従来よりも負担が少なく、快適にケアを続けられる方法として注目されています。
【クリティカルプロービングデプス】J Clin Periodontal.1982 Jul,9(4):323-36 Lindhe J,Socransky,S S,Nyman S,Haffajee A,Westfelt E “Critical probing depths”in periodontal therapy.
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