私たちが応用できること

「調査」リサーチ~探すクリエイティブにおいて、多くのみなさんが暮らしや学びや働きの中で、さほど注力せずに行っていることのひとつにネットを使った「情報検索」がある。現代はとても簡便な検索エンジンなるサイトが多種あり、情報の質も量も日々進化していることから、さぞかし日常的に使われていることだろう。

ところが、私たちが仕事で「調査」する場合、それは、その後に取り組む「企画」や「設計」に対する事前の調べごとであって、調べたことを基にして「企画」や「設計」を導くということは、ここでの「調査」がいかに大事なことであるかを、あらためて理解する必要があるだろう。そこでは、どのような創意工夫をもって「情報検索」するのか?が課題となる。

よりクリエイティブにと意識した場合、多くの者が同じ情報に基づいて、同じように「企画」や「設計」をするとなれば、結果としてのアウトプットがとても似通ったものになる可能性が高いことが懸念される。それだけは避けなければならない。

私たちは、調べるという行為に対して、いかにクリエイティブを発揮するか? すなわち「アブダクション」を駆使し、仮説を立て「調査」そのものに、いかに独創性を発揮するのか?が課題になる。

事業創造や商品開発など、直接クリエイティブに関わる仕事のみならず、どこに行き誰に尋ねどうやって探せば、より有意義な「調査」が可能になるのか? より創造的な「企画」や「設計」を導く手掛かりを得ることができるのか?である。

このような場合、一見該当しないと思われる領域の情報も含め、まずは全方位的に「調査」することをお勧めする。全方位的にとは、「調査」に対しての観点で、国・算・社・理に加え、美術・保健・体育・技術・家庭と、小学校で習うカリキュラムのごとく、多角的な観点から調べるのである。