16日目 2024年10月4日(金)
●気温:26℃ ●天気:雨 ●予定距離:32km ●参拝目標:34番 種間寺、35番 清瀧寺、36番 青龍寺 ●宿泊予定:民宿汐風
朝6時に食事をし、宿泊した民宿高知屋で、じゅんちゃん(5周目の逆打ち)、初遍路のたまちゃん、女将と、まこちゃん(3周目)と記念撮影。いろいろアドバイスをもらって6時30分に出発。
先輩遍路の強者たちは遍路道のあれこれを知り尽くしていて、すごい。こんな大変なことを何周もするなんて信じられない。四国遍路はまたやりたくなるらしく、それを《お四国病》というらしい。最後まで歩ききれるか心配な今の私には考えられないが、先輩遍路のおじさんたちは「美香ちゃんもそうなる」と薄ら笑いを浮かべて言っていた。
今日の予定距離は少しきついかもしれない。自分の適正距離が20~25kmくらいだとわかってきたが、寺や宿の関係で都合良くはいかない。無理をしなければならないところも多々ある。
雨が降り続くのでレインウェアを着て出発したが、蒸して暑くて苦しいので、最初の札所で脱いだ。今日は長丁場なので体力を無駄に使いたくない。
2つ目の札所へ向かう途中、賑やかな土佐市の街道沿いでマクドナルドを見かけた。
15日ぶりだ。街の気配を久しぶりに感じ、普段はほとんど入らないマクドナルドが魅惑的に見え、菅笠を被ったまま入り、アイスコーヒーとハッシュポテトを注文した。自分がこれまで歩いていた場所は令和の時代だったのか、タイムスリップしていたのかと不思議に思った。
35番札所の直前で急な登り坂に遭遇。雨は降るし、坂はきついし、苦しい。やっと辿り着くと、まこちゃんがベンチで休憩していた。しかもケロッとして手を振っている。
「なんでケロッとしてんだぁー!」と息も絶え絶えで座り込んでいると、初遍路のたまちゃんも到着。たまちゃんは定年までは理科の先生だったらしい。ガリガリの細い人で力強くは見えないが、実はラグビーをやっていたという。世の中のおじさんたちはあなどれない。実はすごい人たちだ。好々爺だと思っていてはいけない。