・「思い」の伝え方

「思いを伝える」ことはできていないことが多く、「事実」を伝えるだけで終わってしまいます。

たとえば、「今年の目標は〇〇です。」「新しいやり方は〇〇なので〇〇してください。」のような伝達型になります。

受け取るほうも、「はいはい」「また始まった」と感じます。「情報共有」と称して、掲示さえすれば伝わると考えてはいないでしょうか。

「思い」は実現したいわけですから、話す本人が「思い」に共感するとともに、それを自分の言葉で話し、さらに相手に「共感」してもらう必要があります。

思いを伝える人の「伝え方」も大事です。「社長が言ってるから」とか「会社のためだから」などと伝えるのはいけません。「会社の方針は〇〇だが、自分もこう思う」というのが正しい伝え方です。

部長なら、「私はこの部をこうしたいんだ」という「思い」です。リーダーシップのあり方にもかかわります。

Ⅲ.励ます

励ましは「動機付け」につながります。

重要な経営資源である社員の「動機付け」はとても重要です。しかし励ましが「外発的動機付け」になれば逆効果になります。

励ますときにも「内発的動機付け」として、大きな目的に向かって自律性を持って熟達することを指導することが重要です。

タイミング良く、いい言い方で励ませば「やる気」につながります。リーダーの重要な役割であると同時に、励まし合うことを組織全体の風土として定着させたいものです。

・タイミング良く励ます

1.迷っているとき

2.自信をなくしているとき

3.落ち込んでいるとき

4.自分を見失っているとき

5.周囲から信頼を失いかけているとき

・内発的動機付けとなる励ましの方法

1.相手のいい点、強みについて自信を持って伝える

2.相手ががんばった点を評価する

3.相手を信じていることを伝える

4.相手には可能性があることを伝える

5.相手を熱くサポートすることを伝える

6.タイミングを逃さないように伝える

7.自分の強さや決意に気づかせる

8.背中を押す

参照 30 Ⅲ.モチベーションアップ