ダイニングルームの雰囲気はまるでレストラン

ダイニングルームはレストランのような雰囲気があります。従業員は皆、白と黒を基調としたユニフォームを着ています。ホール係の男性は白いシャツに黒いズボンをはき、黒いチョッキを着て白い帽子を被っています。女性は白いブラウスにワンピース型の黒いエプロンをして黒いパンツをはいています。黒いふんわりしたベレー帽も被っています。

ならば、入居者も、レストランの客のように、きちんとした服装でくるべきだと主張する人がいました。普段着できてはいけない。夏季に短パンツできたり、雪踏(せった)履きでくるなどもってのほかと言うのです。

私も雪踏履きはいかがなものかと思います。が、短パンツのどこがいけないの? 普段着ではいけないの? よそ行きの服を着てこいということ? と納得できず、この意見には承服しかねていました。

私は日頃からきちんとした普段着を着ていれば、そのままでいいのではないかと思っています。居室でラフな服を着ている人は、ダイニングルーム用のジャケットをひっかけてくるなどちょっとした気遣いをしていることは、見ればわかります。毎回、同じジャケットでくる人は、多分、そういう人です。

普段着ダメ論は大して関心を持たれませんでしたが、雪踏履きや短パンツできていた人には効いたようです。夫も夏は短パンツでいっていましたが、それ以来、短パンツではいっていません。ホーム側からは服装についての指示はありません。ダイニングルームは大勢の他人と共に過ごす場です。同調圧力による多少の制約は仕方ないでしょう。