【前回の記事を読む】入居時自立型介護付有料老人ホームでは、女性用入浴場が男性用の2倍の広さがある。その理由は…
第Ⅰ部
第1章 入居時自立型介護付有料老人ホームとは
1 ホーム概況
入居者の1人入居と2人入居の比は、入居時は4対1、入居後は7対1くらいだそうです。入居時、2人入居が少ないのは、入居金が高額になることや「夫婦揃って元気だからまだ大丈夫」との楽観があるからでしょう。入居後、さらに2人入居が少なくなるのは、夫婦2人で入居してきても、いずれ片方が亡くなり、おひとりさまになるからです。
以上を概括すれば、「入居時も入居後もおひとりさまの女性が多い」ホームと言えます。入居時の年齢は80歳前後が大半を占めるそうです。
70歳代は少なくて、近年は60歳代はいません。私は入居時73歳。入居者の平均年齢は全体で88・2歳。男性は87・8歳、女性は88・4歳です。男性の平均年齢が高いことが目立ちます。全国での男性の平均寿命は約81歳。それを6歳も上回っているのです。それはなぜか?
男性は、自宅で過ごすよりも、規則正しい生活をし、バランスのいい食事を摂り、趣味を楽しむ生活ができるからではないかとも考えられます。
ケアが必要になるとケアセンターがお世話してくれます。入居者のうち約3分の1くらいの方が要支援・要介護の認定を受けて、介護保険の「介護予防特定施設入居者生活介護」や「特定施設入居者生活介護」を利用しています。
車椅子利用の方は、日中はケアセンターのデイケアにいっていることが多いのか、姿を見かけることは殆どありません。歩行が危なっかしい方が歩行器を押しながら移動しているのはよく見かけます。こういう方は要支援1以上ということになるでしょうか。