また、胃の全摘手術の場合は小胃症状(少ししか食べられない)、後期ダンピング症状(食後2時間くらい、または空腹時に冷や汗、心臓がドキドキする)などが加わります。

私の場合は胃半分切除、また担当医師から逆流性食道炎にならないように、事前に胃液が逆流するのを防ぐ薬を処方されていましたので、逆流性食道炎からは免れました。

私を苦しめた症状は、貧血、ガス(おなら)、慢性的な下痢、腸閉塞です。

腸閉塞は正確に言いますと、腸捻転で再入院となり、入院中に腸閉塞を発症しました。腸捻転のお話は長くなりますので後ほど……。

ここまで読まれた皆さま方は、命には別状ないので、たいした問題はないのでは……と思われるかもしれませんが、これがこれが、普段通りの生活が送れなくなるのです。また、今まで経験のない貧血を解消するには、長い時間がかかりました。

これからは、尾籠(びろう)な話になりますが、現実のことですのでご容赦ください。

ガスは、これでもか、これでもかというぐらいに出ます。よくもまあ~、これだけのガスが体内にあるものだと自分でも驚きます。

頻繫にトイレに入って、ウォシュレットの水圧で刺激してガス抜きをしますが、それでも次から次へとガスが発生するのです。所構わず出るのですが、おならはそんなに普段の生活に支障はありません。(少しは周りに迷惑をかけますが、別の場所に行ってこっそり出すとか、もうこの歳ですからおならが出るのはそれほど恥ずかしくはありません)

問題は、慢性的な下痢の症状です。私の場合は、便秘にはならないで下痢が続きます。この下痢を我慢できないのです。急に便意を催して、出るまでに10秒も我慢できません。

笑いごとではなく、普段の生活ができない非常に困った問題です。トイレまで10mも離れていないのに、我慢できずお漏らしをするのです。

女房は、「羨ましい、そんなに出るのなら早めに出しておけば……」と言いますが事前には出ません。自分で、少しでも便意をコントロールできれば苦労はしません。

次回更新は3月30日(月)、14時の予定です。

 

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