【前回の記事を読む】世界の森林の面積は10年の間に、およそ 9400万へクタールの減少。日本全体のおよそ2.5倍の森林が消えてしまっている。
2.プラスチックごみによる汚染(環境への影響)
〈プラスチックごみによる汚染の背景に関する概要説明〉
プラスチックは容器包装、自動車、電子/電気機器、繊維、建設物など広範囲に使用されており、その世界生産量は1950年代の約200万トンから2015年の約4.07億トンに急増している。
世界では回収されたプラスチックごみの79%が埋立て、あるいは海洋に投棄されている。海洋で5mm以下に微細化されたプラスチックごみを含有(添加剤)/吸着する化学物質の生態系に及ぼす影響が懸念されている。
特に食物連鎖の頂点にたつ人間への影響が懸念されている。具体的にはすでに人体内からプラスチックのマイクロ・チップが確認されている。若い人ほどこれから長い間影響を受け続けることになる。
プラスチックに係る基本的な事項(プラスチックとは、添加剤、種類、用途)の記述の他に、環境汚染に関連する事項(生産量、廃棄量、プラスチックごみの分布、海洋環境への影響、及び汚染に関する法規制等)並びに汚染の解決策等、プラスチック汚染全般を俯瞰する。