ここで大切なことは、なぜこのような自分になりたいと考えたのかということです。
なぜ、これが自分の理想像なのでしょうか。「背が高くなりたい」「かわいくなりたい」と思ったのはなぜでしょうか。「有名大学に行きたい」と思ったのはなぜでしょうか。「有名企業で働きたい」「お金持ちになりたい」と思ったのはなぜでしょうか。
そのことをもう一度、自分自身に問いかけてみてほしいと思います。
身体のコンプレックス
前述したように、私は自分の外見についてコンプレックスを抱いていました。背が高くなって女の人にモテたいという理想像を思い描きながらも、相変わらず背が低いままの自分。そんな自分が悔しくて、そんな自分が嫌で、背の高い人を羨ましく思っていました。
これは、当時の私だけではありません。現在、多くの若い人たちが外見を気にし、現実の自分と理想とのギャップに苦しんでいるのです。
では、なぜ私たちは外見に苦しむのでしょうか。
今の社会は、SNSやテレビ・雑誌などでさまざまな情報が溢れています。テレビ番組でも、スマートできれいな女優や歌手などが出演しています。着飾ったきれいな人がたくさん登場し、司会者たちも「きれいだね」「かわいい」と礼賛し、これこそが美の基準であると謳っています。「これが当たり前」であるがごとく、訴えかけます。
また、学校においても友だち同士でテレビ番組などを話題にし、「あの人カッコイイよね」「かわいい」と話しています。
著書『すべての思考と行動を決め脳る』2では、次のように記述されています。
