国立環境研究所からのビタミンD不足の警告と対処法の提案
国立環境研究所のサイトには、「2000年代あたりから、日本人の特に若年女性の間に、ビタミンDが不足もしくは欠乏し、骨関係の疾患(O脚、くる病、圧迫骨折、骨粗鬆症など)が増加しているという報告が増えてきました」と記載されています。
このまま日光を避けまくり、ビタミンDの補充も怠ると、「顔は白いが骨がポキポキ折れる」女性の大量生産につながることになります。
現在は、都内の生活において、ほぼ完全に削り取った日光からの①悪影響と②恩恵のうち、②恩恵のほうをほどほどに得られる程度の日光との最低限のコネクトは、復活させたほうが良いと考えられます。
国立環境研究所のサイトでは、「肌や目に悪影響を及ぼさない範囲で、必要なビタミンDを日光浴によって生成させることは可能です」「半そでで7分、長そでで15分間の日光浴をすることにより、約10μgのビタミンDを生成することができます。
一方、日焼けが始まる最少紅斑紫外線量(MED)に達するまでの時間は40分で、それ以下の時間の紫外線照射であれば、日焼け止めを塗らなくても日焼けやシミ・しわを心配する必要はありません」と記載されており、過度に日光を忌避することを戒め、日光からの恩恵を受けることを勧めています。
国立環境研究所・地球環境研究センターは、「ビタミンD生成・紅斑紫外線情報」として、日本の5つの観測局における「お勧めする日光照射時間(速報値)を、モバイル用簡易サイトに示しています。これを指標にして、日光を推奨される時間内で浴びるようにして下さい。
老化は、光によるものばかりではない
老化は、光によるもの(光老化)ばかりではありません。食事の内容や、運動不足などからも影響を受けます。
老化対策として、ポリフェノールなどのファイトケミカル、ビタミン、ミネラルを多く含んでいる野菜や抗酸化作用のある食品をふんだんに摂取したり、甘いものを控えたり、適度な運動を行ったりという対策も同時に必要です。
糖による体内のタンパクの糖化は、老化の重要な要因です。紫外線ばかり気にして、その他の対策はいい加減というのでは、アンバランスであり、賢い老化対策とはいえません。
LEDの光を浴びても、皮膚でビタミンDは生成されない
明るいLEDの室内光を浴びている人は、普段は日光をまったく意識していないかもしれませんが、LEDの光を浴びても、皮膚でビタミンDは生成されません。
現在の血清ビタミンDレベルから判断すると、都内に住んでいる人は、ほぼ全員、日光への曝露不足になっています。そのための代替手段として、ビタミンD を多く含む食品の摂取やビタミンDサプリメントの補充を行うことが必須と考えられます。
次回更新は3月27日(金)、11時の予定です。
【イチオシ記事】40代半ば、自分が女であることを忘れて10年以上。デートや恋がしたくて、ネットで出会い系や交際クラブを探してみることにした
【注目記事】マッチングアプリで出会った男に騙され監禁。そこには複数の女性がいて、上の階からは「お願い、殺さないで」と懇願する声が…