しかしその日、お兄様は現れませんでした。聞いていた携帯電話に掛けても出ませんでした。

嫌な予感がしました。もしかすると督促から逃げるために一芝居うったのかもしれない、と思いました。保証会社の方に念のため、入居者の住民票を取得頂くようにお願いしました。本当に亡くなっているなら住民票にその内容が記載されるからです。

後日、住民票を取得した保証会社担当者より呆れた声で連絡が入りました。

「こいつ、生きてましたよ! ○○県に移転してますわ! おそらく兄と名乗った人物も本人で、督促から逃げるための芝居だったと思いますわ。こんな奴は絶対に見つけてやりますわ!!」

その後の対応は保証会社にお願いしました。

こんな事もあるのです。もし住民票を取らずに相手が死んだと勝手に信じ込んで荷物を処分していたらどうなったでしょうか? 相手がどこまで考えていたか分かりませんが、巧妙な罠にはまって大トラブルになっていたかもしれませんね。

他人の住民票は市町村にもよりますが関係書類と理由がしっかり明確にされていれば取得できると思いますので皆さんも覚えておいてくださいね!

 

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