小説 絵本・漫画 童話 旅 2026.01.30 わずか、生後4か月で——キタキツネはすぐに独り立ちさせられる。「子別れの儀式」を終えると、二度と帰ることはできず…… 旅から生まれた創作民話集 【第3回】 ひがき たいら 日本各地を舞台に紡がれる 心温まる物語の数々 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 旅に出て、物語を見つけよう。あなたの足元にも、きっと新しい民話が眠っている。北海道のキタキツネから沖縄のカンムリワシまで、各地の自然と人々が織りなす創作民話集。 ※本記事は、ひがき たいら氏の書籍『旅から生まれた創作民話集』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】年齢を合わせたら1万1320歳!? 3人寄れば文殊の知恵と言うが、3姉妹の知恵と行動力はまさに文殊超えしていた 第四章 「4コマイラスト」が生み出した作品の彩り〜イラストレーター「川崎絵里さん」との嬉しい出会い〜 北海道 「キモッペの冒険旅とエトピリカ花魁(おいらん)姉さんの文句タラタラ」
小説 『火点し時』 【新連載】 順菜 月に3回、同僚とホテルへ行く習慣ができた。職場の飲み会の帰りにそういう流れになって、恋人はいたけど止められなかった。 優人は仕事帰り、いつものように彼女のアパートに寄った。今夜も静子の帰りは遅い。優人はコンビニで買ってきた缶ビールとそば、するめをつまみながらしばらくテレビを観ると、風呂を済ませてからベッドに入った。十一時過ぎ、家主が帰ってきた。「お帰り」「来てたの……」静子は疲れているようだった。「風呂、追い焚きすればすぐだと思うよ。そんな冷めてないから」「うん、じゃあ入る」静子は言葉少なに風呂へ消えた。飲食店…
小説 『千本夜桜』 【第5回】 カタイナチギリ 「ようやく見つけたよ」放課後、俺を探しに来た先輩――彼女が放った“ひと言”が予想外すぎた 【前回の記事を読む】強引で一方的な、部活勧誘…「剣道部に拉致られかけて、必死で裏門に逃げた」生徒も…「ははは、サッカー部員には耳の痛い話だな……って、うをっ!」顔を上げてようやく誰と話していたのかに気づいた涼が、のけ反るようにして驚いた。数秒前に似たような反応をした夜深も、聞き覚えのあるその声の主を凝視している。「えへへ、どうもー、麻雀部です」突如現れ、おどけた表情と声音で挨拶してきた女子生徒を…