内面のカッコイイ人

こんなことを言うと「軽口をたたくものでない」とお叱りを受けるかもしれませんが、先生と相談者さんたちとのやりとりなどを端で見ていると、本当に「カッコイイ」のです。

先生の口から飛び出す言葉はなんとも素晴らしくて、「カッコイイ」という表現がぴったりなのです。

それは、よくある〝ありきたりの答え〟ではなく、その人が前進できるような絶妙なひと言で、「なるほど!!」と私自身も腑に落ちるような言葉なのです。その人のクセを知らなければ決して出ない言葉です。

そのとき思ったのは、「カッコイイ」という言葉は「スタイルがいい」とか「容貌がすぐれている」といった意味で使われていますが、人間のカッコ良さというのは「こころ」のことを言っているのではないかということでした。

こころがカッコ良ければ、身なり(風さい)はどうでもいいというわけではありませんが、内に持っているものはその人の雰囲気として自ずと表に出てきます。

オーラという言葉もありますが、先生からはそういうエネルギーが放たれています。

外面がカッコイイ人はいくらでもいますが、内面のカッコイイ人にはそうそう出会えません。偉ければ、ごうまんだったり厚かましかったり、そういうものが表にプンプン出ています。本人は別に意識しているわけではないのでしょうが、いやでも感じ取れてしまうのです。こういう人のことを「カッコ悪い人」というのではないでしょうか。

 

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