1‐4 AIがサポートする最新内視鏡システムで何が変わるか
AI内視鏡関連についてもお話ししましょう。内視鏡は通常光での観察だけでなく、特殊光観察という方法も行います。NBIやAFI/LCI観察といったもので、血管などの微細構造が画像処理によって観察できるようになっています。
その内視鏡の分野はAIの時代に入り、もう臨床利用できる段階に至りました。医療におけるAI補助診断は、内視鏡分野が最も進んでいるようで、診断補助の設備として実際に発売もされています。
大腸カメラ用AIとしては、オリンパスのEndoBRAIN®が、2018年に日本で最初に内視鏡AIとして薬事承認されました。
AIが病変の拾い上げを行い、顕微鏡レベルの高拡大像から腫瘍性病変の質的診断と深達度診断、潰瘍性大腸炎の炎症活動性評価の支援もできるようになっています。
富士フイルムからは、CAD EYE™が胃カメラ用AIと大腸カメラ用AI搭載内視鏡診断支援プログラム機器として上市されています。
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