【前回記事を読む】身体に合わないものを手にしたり食べたりすると全身の筋肉が緊張する?!
第二章 気診
六、気を入れる─気功
「気診」では気の異常を調えるために、施術者が受け手に気を送って気を調え、身体周囲の気を良い状態にします。胸鎖乳突筋でとらえた雲のような気がクリアに晴れるように受け手に気を送ります。そのためには施術者自身の気がクリアになっていなければなりません。
「気診」を受ける人の気の状態を診断し、適応の場所を探し、気を入れていきます。気を入れる場所は、鍼灸でいうツボを使うことが多いです。離れたところからツボに気を送り、身体を取り巻く気全体を調えます。気を入れる時間は短くて、一、二分です。
施術者のレベルによって方法や時間は異なりますが、「気診」の場合、受け手と施術者は一緒に気が調いますので、「気診」をすればするほど、施術者の気も上がっていき、元気になっていきます。
気を調える施術方法は様々ありますが、主にまず風邪(ふうじゃ)を取り、その後全体のバランスを調え、最後に症状のあるところに気を入れるという順番で行うのが一般的です。
 
 
   
   
       
               
               
               
             
             
       
       
    
    
    
    
    
   