自己ベスト更新を目指して、目の前の事象に全集中しよう。

超短距離、全力スプリントを繰り返して初めて、千里先のゴールに辿り着くのだ。

短期間でいかに集中して成果を上げるか。コツをつかむか。成功体験を得るか。これによって、筋トレが継続できるかどうかの9割が決定される。

成果さえ出せばこっちのものだ。身体が変わる。日々の生活が快適になる。これらが実感できれば、あなたには、もう筋トレを止める理由などなくなる。快適な生活を手に入れ、自己肯定できて、自信を持てる。

逆に言えば、筋トレを続けられない人が居る場合、その理由は「成果が上がらない」からに他ならない。筋肉痛が辛いからではない。トレーニングが単純でつまらないからではない。食事に飽きようが、反復作業と化そうが、成果が実感できて「嬉しい!」と思っていれば乗り越えられる。

短期間で成果を出す!

この思いで、マシーン練習を始めるのだ。

ちなみに、短期間で成果を獲得すると、それを維持するハードルも下がる。これは一気に集中して成果を挙げることの隠れたメリットだ。

逆三角形の身体と三食自炊する習慣。これらが一旦身につけば、そこから少し下げたレベルの生活を、少ない労力や精神的負担で維持することができる。

1回1時間、週3回の筋トレ、たまに外食。

このレベルなら、苦も無く維持できるようになる。それでも、引き締まった身体は維持できるのだ。

しかし、筋トレを適度にコツコツやっていても、この境地にはまず到達できない。最初からやり過ぎるほど筋トレしていれば、少しそのペースを落としたとしても一般の人からはうらやましがられる身体は維持できる。

このさき自信を付けて、就職、転職して忙しくなり、平日筋トレをする時間がなくなっても、休日に取り組むだけで、その自信の元となった身体は維持できるのだ。

次回更新は10月6日(月)、11時の予定です。

 

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