大企業のメリットは何でしょうか。社会からの信用は高いといえます。卑近な例では住宅ローンの審査が通りやすいとか、タワマン購入時の抽選は大体当たるとかです。収入が安定しているから認めてもらえるのでしょう。力があるのは会社であって自分ではないのですが、信用してもらえるようになります。

職場に目を向けると、例えば何らかの理由で不在にしても(病気で長期入院など)、組織として何も困らないということです。

「お前の代わりはいくらでもいる」のですから、休みたい時、休まなければいけない時、しっかり休ませてもらえます。

その間も給料を支給し続けてもらえるのは、大企業ならではの強味だと思います。

働く場所や働く時間に選択肢があるのも、育児や介護が必要な家庭にとって大きなメリットではないでしょうか。

例えば今、新型コロナウイルスが蔓延していますので、私は在宅勤務制度を利用しています。保育園の送り迎えも在宅勤務によって大分時間にゆとりができました。

新型コロナ問題がない時も、時差出勤制度を利用してプライベートの都合と調整することが可能です。

但し、この在宅勤務や時差出勤の制度を使える頻度が部署によって異なると知った時、「やはり上司次第かあ」と思うのです。会社に長くいることが成果だと勘違いしている人、いますよね。古い人ほどそうだと思います。早く一掃されてほしいです。

次回更新は9月27日(土)、8時の予定です。

 

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