育児・家事を頑張っているのに、ママが喜んでくれないのはなぜ?
育児は日々の地味な努力の積み重ね、頑張っただけでは評価されない
遠隔業務が多くなりつつある昨今、家にいる機会が増え、育児・家事を頑張ろうというパパが多くなってきています。
もちろん、それはとてもいいことですが、今は〝イクメン〟がもてはやされた時代とは少し異なっていることを認識した方がいいと思います。もはや、パパがベビーカーで公園を散歩するのは当たり前のことなのです。
お風呂には入れるが、お風呂に入れる準備、お風呂上がりのお世話はママ、たまに食事は作るけど、後片づけや皿洗いをやらないのでは、ママからの感謝も半減です。
それでも、「やらないよりはいいでしょ」というのは、パパの発想です。お風呂の準備をして、入浴後のフォロー、さらには、濡れた脱衣所を拭かなければならないとしたらかえって手間です。家計が厳しい中、高い食材を買ってくるようなら、料理もたまにしか頼めなくなります。
〝お手伝い〟ではなく、〝役割〟としてこなさなければ意味がありません。やっと宿題をやる気になった子どもに対して、「パパと戦隊ヒーローごっこする?」と誘うなど、タイミングが悪い時には「今それを言う?」となりますよね。
育児は仕事と同じで、〝頑張った〟は評価の対象に入りません。派手なアピールではなく、地味に一袋のゴミを捨てる作業が大切なのです。
一見〝お父さん効果〟が重要だという論旨と逆行しているように感じるかもしれませんが、押さえるところは押さえてからのパパの役割であることを意識するのが大切だと思います。
ここがポイント
育児・家事は時間をやりくりしての重労働です。いいところだけ手伝って、準備やその後のフォローはママに任せるのでは意味がありません。やるからには後片づけまでやり切りましょう。
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