これで何が悪いのだ。まったく構わない。恥ずかしがる必要はない。正直に「欲」と向き合おう。
正面から向き合えば、「高い目標」を決めるべき理由が分かるはずだ。成果を出すため。そして自分の欲を十分に満たすためである。そして、少し高めの目標に到達するためのセオリー(確立された方法)を実行しよう。
あなたがガリガリで痩せやすい体質ならば、吐き気を覚えるくらい食べなければ、身体は大きくはならない。
太りやすく既にぶくぶくならば、カロリーを抑え、筋肉を作る食事内容を続けなければならない。それは、今までに比べたら修行僧のような食事内容だろう。
しかし、あなたは頑張るのだ。
汗だくで歯を食いしばって一生懸命に取り組むのだ。そんなのダサい? そんなぬるい筋トレでは、身体は一生変わらない。翌日、起き上がれないほどの筋肉痛を体験する日が来る。来て欲しいと願って筋トレする。それこそ、成長するにマストな出来事だ。
適度でいい。ほどほどがいい。少し健康になればいい。耳触りは良いが、現実にはこの動機づけでは三日坊主となってしまうのが関の山だ。もっと根源的な己の欲求に向き合おう。正直になろう。
モテたい。筋肉で威圧したい。周りにマウントをとりたい。お金も学歴も職歴もなくても、バカにされないものを持ちたい。そのために、目標は高く、キツイと思う生活を始めよう。
それはいずれキツくなくなる。むしろ幸福感を感じられるようになる。
ここまで話した欲望は、別に誰でも持っている。声に出していないだけだ。言わなければ全く問題ない。いや声に出しても、実はそれほど問題にはならないだろう。
次回更新は8月25日(月)、11時の予定です。
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