【前回の記事を読む】「モテたい」「すごいって言われたい」…そんな本音を認めるだけで人生は変わる! 少し高めの目標を設定して筋トレをしよう!
第4章
4-9.建前では続かない、「本音」と向き合おう
真剣な人、目標に向かってガムシャラに取り組む人に、人は魅了される。最初は冷笑を浴びても、いずれ成果を出せば、その冷笑は敬意に変わる。たとえ、バカにされても「自分の方が強いしな」と内心余裕を持てるようになる。
そういう夢を毎日見ながら、毎日地道に家トレに取り組んでいこう。
といっても、まだ筋トレを始めたばかりでは、高い目標とはどういうものか、そもそも分からないかもしれない。
そこで、筋トレに無縁でも成長を実感しやすい方法を提案する。
それは自撮りだ。鏡の前で今の身体を写真として残すのだ。そして、同じ角度で毎日撮影するのだ。最初の数日は、自信の持てない今の身体と否が応でも向き合うことは辛いだろう。
しかし、1週間、数週間、1ヶ月と経過すると必ずわかる。「え……何だか身体が変わっている」と。
この身体が変わるという成長体験が、実体験として得られたなら、描く目標がより現実味を感じられるはずだ。
例えば、動画のこの位の身体には、頑張れば近づけるのではないかと。
その目標には最終的にたどりつけないかもしれない。だがこの勘違い目標設定が、あなたを没頭させるのだ。
その没頭は、あなたの体型の変化のスピードをさらに加速させるだろう。気づいたころには家トレだけでこんなに!と、その成果に驚くはずだ。
しかし、ここまで継続できたあなたには、家トレで満足しているなんてもったいない。
「あ、自信を持って外に出られるだけの筋肉が付いたな」
そう思う日が来たら、今度は家の外で筋トレを始めよう。そう、ジムに行くのだ!