【前回の記事を読む】真夏のアスファルトは50℃もある?! それでは犬の足元がヤケドしてしまう!! だから夏こそ靴を!! 靴下を!!
クッキーの好きなクッキー 2012年8月28日 クッキー5才6か月
そのクッキーは、我が家のクッキー(アァー、ややこしい! 以下、「うちのワンコ」って言います)の好物でもあります。うちのワンコは、今まで、ワンコ用を含めて、クッキーというものに、全く興味を示しませんでした。それが、あるとき、カアサンが食べていたクッキーのカケラを差し出すと、サクッと食べたのです。
それは、長さ5cm、幅1cm程度の細長い小さなクッキーです。それ以来、彼女のお気に入りになりました。カアサンが、戸棚からクッキーの袋を取り出すと、そのガサガサ音を聞きつけてすぐにやってくる。
鼻面でぐいぐい押して催促。1つ貰うと、急いで気に入りの場所に持っていく。すぐに食べることもあるけど、たいがい、くわえて持ち歩いたり、放り投げて遊んだり、そばに置いて一休みしたり、でも、絶対盗られないように、見張っている。
大体、おやつに3つあげています。サクサクと1つ目を食べると、「まいう!」なんでしょう。あと2つあることを知っていて、テーブルの周りを走り回ったり、ジャンプして覗いたり、アピールが足りないなと思うと、カアサンに向かって「ワン!」と催促。
同じお店のクッキーでも、他のは食べない。どうして? 成分表を見ると、目につくのは「ジンジャー」と「無糖練乳」。
ジンジャーは、感覚をよっぽど集中させて味わってみると、「なるほど」と、わからないでもないけど、まさか、彼女がジンジャーをお好きだとは思えない。やっぱり、「無糖練乳」でしょう。
カアサンは、においをかいでも、食べてみても、わからない。でも、彼女は、彼女にわからないようにしてテーブルの上に置いたクッキーを、鼻をヒクヒクさせながらやってきて、テーブルの上に顔を突き出して見つけ出す。
たった1つ、クッキーの好きなクッキー。
おまけに、彼女は、クッキーを3つたいらげると、必ず水を飲む。ヒトが、おやつの後にお茶を飲むように。
なんだか、とても人間くさくて、おかしなクッキーです。

