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クールビズ 2011年8月16日 クッキー4才5か月

世の中、節電、節電。「節電中」の貼り紙を見ただけで、「暑っ!」。

そこで、今や“クールビズ”が本格的な市民権を得ました。お堅い役所や大企業まで、“クールビズ”の大号令。

女性はもともと、これ以上はない!くらいの軽装にも馴染んでいるので、あまり抵抗はない。困ったのは、お父さんたちでしょう。なにしろ、スーツとネクタイさえ身につければ安心。長年、ハードなビジネスの世界で、我が身を守ってくれている“よろい”なのですから。

でも、“クールビズ”下では、スーツにネクタイなどできめていたら、やせ我慢、と白い目で見られてしまう。かくして、上着とネクタイを外したお父さんには、格好良くきめる若者横目に、よれよれおじさんのリスクが。

それもいいじゃないですか。

“よろい”を脱ぎ捨てて、身も心も軽く、節電と亜熱帯化のWパンチに見舞われつつある日本の夏を乗りきってください。

さて、1か月もすればムクムクになる毛皮を着込んだクッキーのクールビズは、って?

これはどうしようもないでしょう。夏バージョンで被毛をホントに短く刈り込むこともできる。でも、被毛には、ケガや虫から皮膚を守る働きがあると思うので、それもどうか。

ところがこの間、ペット用品売り場で、ワンコの“クールビズ”を見つけました。吸放湿性、吸水速乾性の機能性生地が使われていて、触ってみると、確かに、ひんやり感がある。

水を染み込ませておけば、気化熱でさらに涼しく感じるとか。

「室内でも、着せてあげた方がよいですよ」

高いけど買っちゃいました。

クッキーは、もともとファッションには興味がありません。窮屈で、スポーツには邪魔ですからね。持ってる洋服は、防寒用だけ。3年目の冬に、それまでわずかな冬服を着たきり(もちろん洗濯はしました)だったことに気づいて、新調したぐらいですから。

春になれば、暖かくなれば、窮屈な洋服は脱ぎ捨てて、“身軽な毛皮”になれる。まして、夏に洋服を着るとは思いもよりませんでした。

それが、この“クールビズ”、薄く柔らかな着心地で、結構良さそう。

早速、少し水で湿らせて着せてみました。原っぱでの1時間ほどの散歩の効果は? クッキーは何も言いません。

ただ、やっぱり、1、2回のRunのたびに草の上に寝そべって、体を冷やしているところを見ると、少なくとも劇的な効果まではないかもしれない。