【2015年8月記述より】
震災1か月後、60代の先輩たちが中心になり「復興連絡協議会」を立ち上げ、「20~30年先の街を創るには、還暦過ぎた者は口出さず、若者が中心であるべき」の考えのもと、若者のアイデアとベテランの調整により女川の未来創造は進んできた。
「復興まちづくり情報交流館」には地元の高校生が作った復興未来図(ジオラマ)が展示されている。防災より減災、防潮堤は作らず終着駅は海の見える復興の街。復興庁女川町まちなか再生計画の認定は2014年12月19日「女川町まちなか再生計画」として復興庁認定第1号である。
JR石巻線は2015年3月21 日に全面開通した。秋には駅前商店街が完成する予定である。女川は復興のトップランナーである。

終着女川駅から復興した商店街及びその先の女川港を望む:女川町提供

シンボル空間のコンセプト:女川町提供
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