基本戦略の設定
基本方針
e-1:×商品○広告
e-2:話題性=〝ありそうでなかった〟の追求
e-3:生涯売上仮定戦略
結論から言うと、アバター「チセ」の経費は、商品制作費用としてではなく、広告費用として捉えていました。順を追って説明します。
そもそもですが、まともにアバターを販売しても売れる見込みはないのです!!(暴論)
特に新規参入は!!!(※あくまで個人の感想です)
既にアバターも衣装も群雄割拠しており、デザインも質も良いアバターが溢れかえっています。それに既に「アバターと言ったらこのクリエイターだよね!」とユーザー間での定番クリエイター・アバターラインナップも固まってきており、そのような状況に、大したバックグラウンドもなく「売上目的」で参入して、それらが達成できるのか。
無理だと思いましたね。お手上げです(爆笑)。
なのでアバター「チセ」に関しては、「そもそも売上は出ない!」「このアバターを宣伝目的で使う!」「購入者がいたらラッキー」という前提、もとい開き直りで企画を進めることにしました。
例えると、「着ぐるみマスコット制作」をやるといった具合ですね(e-1)。
では「広告として活用する」と決まれば考えることはシンプルで、メディアに取り上げられやすいネタ(要素)や、ユーザー間で「ここがすごい! ここがイイ!」と話しやすい・わかりやすいポイントを詰め込めばいいと考えました。
では何がネタやポイントになりやすいか。
仲間から募ったアイディアや、周りの友人等から聞いた「これ最初からあったら嬉しいのにな」「こんなのあったら面白いな」。
つまり「今までなかったけどあったらテンション上がりそうなもの」「ありそうでなかったもの」を詰め込めば、それがネタやポイントとして機能してくれるのではないか(商品内容やPR内容等々)。
こういった経緯もあり、たくさんの意見を集め、基本方針の「可能性無限大! 個性を出したいユーザーのためのアバターセット」にまとめられて、かつ話題性に繋がりそうな要素選定・仕様方向性のブラッシュアップを進めました(e-2)。
次回更新は6月15日(日)、8時の予定です。
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