この作品名を見た時に、ユーザーが上記のように感じ取ってくれたならOK。そしてSEO対策的な話ですが、きっとこのツールを必要とするユーザーは、VRC睡眠を理想の形で行えない・なんとかしたいと思いつつBOOTHやインターネットで「VRC睡眠」などと検索するでしょう。
そこに先ほどの内容を連想させるタイトルが、コンパクトにストレートに目に入ってきたらどうでしょう? きっと作品ページを開いてくれるのではないでしょうか。そうなれば命名は大成功と言って良いと思います(b-3)。
余談ですが、発音した際のリズム感や言いやすさも個人的には重要だと考えています。
というのも、「この間買った〇〇すごく良かったんだよー」とユーザー間での口コミを意識した場合、発音しにくかったりリズム感(韻や語呂や語感など)が悪いと作品名を口にしてもらいにくくなったり、聞き手側の印象に残りにくくなると考えたためです。
では何をもってリズム感が良いと定義するかというと……残念ながらセンスになってくるかと思います(笑)。自分もいまだに手探りですが、自分で口に出して発音してみるのが一番かと思います。
さて、作品といえど商品です。
市場分析の章でも述べた通り、クリエイターは然るべき対価を提示し受け取るべきであると筆者は考えています。であれば価格を決めて、提示しなければなりません。
意識したことは、「奇数数字」「生活必需品は安く、娯楽品は高く」でした。「奇数数字」の意識については、自分が大学でマーケティングについて学んでいた際に「人は偶数より奇数数字の方が安いと感じる」という知識があったということ(スーパーの広告の特売品が99円だったりと絶妙にキリが悪い数字なのはこれが理由なのだとか)があります。
次に「生活必需品は安く」の意識ですが、これはブランディング的な部分もありますが、生活に関わるものを安く広く普及させることでVRC合法チート研究会の知名度・作品利用者を広げ、娯楽品(あってもなくても困らないもの)はそれを行いたい人だけ買えばOKと考えていました。
こうすることによってユーザー間で作品をおすすめする際に「値段によるおすすめしにくさの壁」が軽減されると考えました(b-4)。
次回更新は6月10日(火)、8時の予定です。
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