絵本・漫画 絵本 夢幻的 2025.04.19 自分に名前がないことが、わたしはとても気に入った。だって、わたしはなにものでもなく、なにものにでもなれるのだから。 そのひとたちは木(き)を指(ゆび)さして言(い)った。 「さあ行(い)こう。あの木(き)がめじるしだ」
エッセイ 『妻の笑顔』 【第4回】 新保 昭 ステージ4の大腸がんで寝たきり状態になってしまった妻。会話は無く、苦痛のせいか時々本能剥き出しのような表情をするように… 【前回の記事を読む】妻が寝たきりになった。治療のため病院を転々としていた時、“一言だけ”言葉を絞り出してくれたが…上手く答えられなかった。今看護師さんに頼んで血圧を測って貰った。上91下54で安定している。基本、定期的には測らない。今日の昼から部屋が1007号室に変わった。1日16500円、高い部屋代取って出て行かせる算段か。早く受け入れてくれる病院を探さないと又お金が飛ぶ様に消えて行く。お金が…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第96回】 武 きき 「私ってあげまんなの?私の身体って違う?」翌朝聞いてみると、「はっきり言って他の女性とは違って…」 【前回記事を読む】「下着は僕が選んでいい?今日は白にしよう」泊まりませんかと言われて店で一緒に選んだ。シャワーの後、身に着けて寝室へ行くと…カツオ味噌を食べながらゆりが、「教えてほしい事があるの。いいかしら?」。「何?」「あげまんって、何?」僕は味噌汁を吹き出しそうになった。こんな朝から。「どうしたの、急に」「前の人に何度か、君はあげまんだと言われたけど。教えてもらえなくて、聞かなくていいしお姉…