でもイベントや仕込みがある日はそんな悠長なことなどできません。早朝に起きたらすぐ、パジャマのまま寸胴に水と鰹の厚削りを入れ、火にかけて出汁をひきます。薬草茶を煎じるやかんも火にかけ、顔を洗ったらすぐに仕込み開始!

めっちゃ忙しい日も、少しのんびりできる日も、全て自分で選んで組み立てながら暮らす日々。

そんな時間の使い方ができるのも、自営業の魅力のひとつと言えるでしょう。日々忙しく志事をしながらも、今、ここでの暮らしは、嵐の後の静けさのような感覚がどこかにあって、とても愛おしく感じています。

気がつけば自分のやりたいことは全て古民家でやってきました。そしていつのまにか、私は皆さんに喜んでいただくことが何よりの喜びになりました。

皆さんに喜んでいただける場創りと美味しいご飯をご用意することが私の志事であり、喜んで下さった方から「ありがとう」という言葉と一緒に、お食事代や講座への参加費などをいただいています。それが風楽の売上となり、私の生活費にもなっています。

でもお金をいただいているという感覚はあまりなくて、「ありがとう」という愛のエネルギーを交換しているような気がしています。お金もまたエネルギー。

私は「来て下さってありがとうございます」。お客様からは「来られてよかった。ありがとう」。そんな「ありがとう」のキャッチボールができるって、なんて素敵な善循環なのでしょう。

だから古民家にはいつも「ありがとう」の言葉がいっぱい。笑顔いっぱいの幸せな場所になっていきました。農村地帯にある懐かしいおばあちゃんち。会いたい人に会える場所。必要な情報が行き交う安心して過ごせるコミュニティなのです。

思えば苦労の連続。無我夢中で走り続けてきた私の人生でしたが、最後には、こんな素敵な場所で暮らしながら、大好きな志事を自分のペースでやらせていただけるのです。

なんとありがたい人生なのでしょうか。

かなり紆余曲折がありましたが、私のやりたいことができるように、そして魂レベルで成長できるよう、天は必要なことを全て風楽の志事を通して用意して下さいました。そんな幸せに感謝しながら書いていきたいと思っています。

 

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