エッセイ 古民家カフェ カフェ開業 シングルマザー 2025.03.17 経営者としての資質ゼロ。資本も後ろ盾も経験もないシングルマザーだった私が、成り行きと勢いだけで起業。あれから23年が経ち… 本気で好きなことだけやってたら人気古民家カフェができちゃった 【第1回】 川端 えい子 経営ド素人のシングルマザーが、カフェ開業?! この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 経営ド素人のシングルマザーが、カフェ開業?! ひょんなことから初めて店長を任された店は1カ月で辞任。タイ語も話せないのにタイへ買い付けに行き雑貨店をオープン、さらには展示会開催にオリジナルブランド作り。行き当たりばったりの旅でひたすら走り続けたひとりの女性の、汗と涙と喜びに満ちた奮闘記!※本記事は、川端えい子氏の書籍『本気で好きなことだけやってたら人気古民家カフェができちゃった』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。
エッセイ 『逆境のトリセツ[パラリンピック特集]』 【新連載】 谷口 正典,益村 泉月珠 右足を切断するしか、命をつなぐ方法はない。「代われるものなら母さんの足をあげたい」息子は、右足の切断を自ら決意した。 失うのは生命か右足か究極の選択まだ寒さが残る三月。午前二時。ピンポーン。「こんな時間に誰?」上着を羽織りながら玄関を開けた。そこに立っていたのは、背筋を伸ばした警察官だった。「正典さんのご家族の方ですか」「正典の母です。どうかしたんですか?」「正典さんが、国道二号線でトラックとの事故に遭いまして……」「え……、正典は無事ですか?」「現在、病院に搬送中です」動転した母は、兄と一緒に俺が運ばれた病院…
小説 『青の中へ』 【第7回】 くんぷう 「車だから...」と躊躇していると彼女が「泊まったらいいじゃない?」と下を向いて呟いた。そういって二人はドイツビールをオーダーした。 【前回の記事を読む】突然話しかけてきた男性。運命を感じる出会いを果たし、ふたりの距離は急速に縮まっていく。コーヒーとパンを買い、二人で車に乗った。しばらく走ると世界遺産の街ヴュルツブルクに到着した。マリエンべルク要塞と石橋は街の代名詞となっている。またしばらく走らせるとヴァイケルスハイムに到着した。ヴァイケルスハイム城に続く庭園はバロック様式で美しく、紫衣と真亜は肩が触れる距離で歩くようになった…