【前回の記事を読む】トンネルを抜けてくると見える温泉街。入浴料金はたったの300円。ところが桶のみが置かれた洗い場には夫の叫び声が聞こえてくる。

岡山県内篇

鯉が窪湿原         2007年8月26日(日)

オグラセンノウは、以前見かけた場所になかったのでがっかりして行き過ぎると、リュックの人が「さっきの場所から4、5m先にありましたよ」とか教えてくれ、急いで引き返すと、通路からだいぶ入ったところにあり、私のカメラの12倍ズームでは無理な場所でがっかり。

出口近くになってからすぐ手の届く場所にあることをまたその人に教えられ、楽に正面から撮影することができました。入るときには気づかなかったのですが、保護のためにここに人工的に植えられているもののようで、サギソウの群落も簡単な囲いがしてある中にありました。

出発したときには5台くらいだった駐車場の車が帰ってみると7台くらい増えていました。広い湿原内で出会ったのは6人くらい。

道の駅「鯉が窪」に再び立ち寄り、トマト1袋100円、ブルーベリー大き目のパックで525円を購入、それに行きに目をつけていたご当地アイス、哲西栗入りのマロンソフトクリーム(マロンのみだと300円、バニラは200円、ミックス250円)を。歩き疲れた身には心地よい甘みでした。

日生(ひなせ)・赤穂         2007年9月30日(日)

曇、最高気温予想は25℃。これまでの夏の暑さから一変して、長袖に薄い上着が欲しいような陽気でした。

夫が「日生へ行こう」、と珍しく最初から明確な目的地。

倉敷インターから和気インターまでは高速道で、1、300円。和気から日生の町へと入り、「五味の市」へ行こうとすると、その交差点に「日生港潮位情報 現在1・52m」……高潮被害にあってからの対策なのかしら。

さて、五味の市、たまたま入り口では餅つきをやっていました。魚以外の地元産品?も建物の外では売られているようでした。

建物に入ると、売り場は時期がよいのか豊富な種類の魚介類でいっぱい。アナゴ、シャコ、ベカ、ハネ(スズキに出世する前)、エビ、ガザミ(ワタリガニ)、カレイ、ゲタ(舌平目)など。交渉次第でお安くもなるのがここの魅力。

夫はワタリガニが欲しくて行ったのでまずはカニから、5杯で1、500円という格安、次いでシャコが山盛り1杯で1、000円。私はお寿司や天ぷらに利用しようと、アナゴを、3匹おまけしてくれて15匹で2、000円。ヤッター、焼いて冷凍しておこう。

最後にベカが目に付いて、1山こちらは500円。地元スーパーでこの半分くらいを先日298円で売っていたので、「あまり安くないね」と店の女将さんに言うと、「このところ急に涼しくなって海の中も取れるものが変わってきたんです。これまではベカが大量にとれていたんだけど」というお返事。

なるほど、秋になると潮目が変わるというのか、お魚の旬も動いてくるんですね。エビも気になったものの、家に帰ってからの作業の量を思うと、シャコも大量に買ったのでこれ以上は、と買い物終了。