これまでの私の人生スタイルは、何事もポジティブに受け止め、逃げずに立ち向かっていくので、人様からMR.POSITIVEとか元気印とか行動力の人とか言われてきました。
たしかに、不器用人間だけに、私の流儀で何事にもチャンスありと受け止め、可能性を追求していく。このポジティブマインドが心身ともに元気になる素であり、モットーとしてきた『生涯現役』を念じ続けることが原動力となって仕事にもリハビリにもやりがいを感じ、充実して取り組んで来られたと自分なりに実感し、納得しています。
私には今、第四の人生の目標としている、尊敬申し上げている人生の大先輩の方々が身近に何人かおられます。
その中の一人は、私より10歳お年が上のリハビリ仲間です。もうすぐ白寿を迎えられるお年というのに心身ともにお元気。
この方の奥様(故人)は認知症になられて最後は特養に入られ、(数年前、新型コロナウイルスのような感染の問題なく)連日見舞いに出かけることができたとし、枕もとで愛おしい認知症の妻との最期の時間を過ごされた模様など、聞かせていただいている方です。
今も自分に向いたリハビリを工夫しながら取り入れたり、話題も豊富で周囲からも敬愛されている貴重な存在です(この方も奥様の認知症が進行していく中での葛藤の辛さのことも述懐されていた)。
ほかにもウェブサイト仲間で私より3歳ほど年上の文武両道、趣味も豊かでお元気な方々。
共通しておられるのは皆さん健康づくりに努める一方、90代になっても、好奇心が旺盛で、家に閉じこもらず、外に出て写真、絵筆など手足を動かす点です。そして、見聞されたところをメールなどで発信される。私はそれに触発されることも多く大きな刺激になっています。
このマンションの仲間にもそのような刺激をいただく方がおられます。ある時“(スポーツ・文化の面で)90歳になって新たに始めるものを持つ”という目標を80代半ばのお年ながら仰っているのを聞きました。もちろん日頃からそのような心がけをお持ちで、意識して取り組んでおられるので、運動・趣味の両面にわたって優れておられ、まさに『生涯現役』の極意を体現されている方。
私はそのような方々に及ぶべくもありませんが、私なりに当面、左記のような新しい生き方を模索中です。いずれも私にとってチャレンジングなことばかりですが、これからもポジティブに元気に、充実した『生涯現役』を貫く所存です。
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