第一部 チャレンジド人生
第三章 第四の人生と健康維持の問題について
②体の不調はどうして起きたのか?
ニ.妻と離れ離れの一人住まいの生活上の不慣れ。その他諸々の要因が重なって思わぬ事態になったのかもしれません。この間(かん)ずっと平熱の状態であり、月に2回訪問診察においでいただくかかりつけ医にお聞きしても、血液検査などのデータ上の問題はなく、特に原因が見当たらないという。
③今回体験したことでこわいな、と思ったこと。
生来、比較的胃腸が丈夫なのですが、食欲不振で空腹であるにもかかわらず、“お腹が空いた”とか、“のどが渇いた”という感覚が鈍くなる。
疲労感・気だるさも手伝って、よほど意識して3食を食べる、意識して水を飲む、ということを心がけないといけない。そうでないと何となくそのままで済んでしまい、結果として、体調不良になってはじめて問題に気づくことになりかねないと痛感いたしました。
そのような状況の中でも、何としてもリハビリを続けるため、通所リハビリを休む補完として、訪問リハビリの療法士さんに週2回自宅に来ていただき、ロボット歩行器練習を再開し、マンションの館内歩行などに取り組んできました。徐々に歩行が安定してまいりましたので、これからは、“妻のいるグループホームに歩行器で面会に行く”という目標に向けて、外出練習も行っていきます。