入ってみると、地元産木材を使用しているのでしょうか、昔の小学校を思わせるようながっちりした角材を使った椅子とテーブル。
日替わりランチみたいな定食を頼むと、イサキの煮付け、サンマのお刺身、地元のなんとか豆腐の冷奴、マツタケ?スライス入りお吸い物、ご飯、茎わかめ?の佃煮。
ヤマメとか鮎ではなく、イサキとサンマとはね、といいながらもどれもおいしく、しっかりした味のお豆腐で1人前750円とは安い、と思いました。メニューにはその他定食いろいろ、名物モロヘイヤうどん680円など。
さて、12時少し過ぎにそこを出て道の駅「鯉が窪」へ。テントの下で金魚すくいみたいに水槽を置いてあるので何かな? と思ってみると、どじょうでした。子供が2人すくいにかかっていました。
また合鴨たちが首から番号をつけて囲いの中にいると思ったら、「スタート」「ゴール」の表示が向こうにあり、レースが行われた模様でした。
ご当地ならではの珍しいイベントですが、さすがの暑さと昼時のため、哲西おこわと餡餅などを買って食べている人は休憩所の中で休んでいました。
ここの食堂のメニューに「いのししどんぶり」と出ているのを発見し、ご当地メニューを食べ損なったとちょっと残念。
さて、道の駅から約3km山道を登り、湿原入り口に到着。管理棟の受付で協力金200円を払うとパンフレット(サービスエリアでもらったものと同じ)をもらえます。湿原に入るともちろんトイレはありませんので、ここで済ませます。
今年は暑いので池の水は農業用水として使われるためだいぶ水位が下がり、ヒツジグサなどは直接地面から咲いているのことでした。ビデオ上映などもあるのでここで予習してから入るほうがよかったと思いました。
12時50分に歩き始めました。ゆっくり歩いて約1時間30分ほどの道のりです。今咲いている植物の一覧が表示されていて期待が高まります。
前年7月末に来たときは「カナカナカナ」というほかでは聞かれないヒグラシの鳴き声が印象的でしたが、今回は聞かれませんでした。木陰は猛暑も忘れられるくらいに涼しく、落ち葉のたまった地面は柔らかく、心地よい歩きでした。
リュックを背負った1人のシニア男性と近づいたり離れたりしながら歩くことに。ここで実際に見られたのは、コバギボウシ、ビッチュウフウロ、サギソウ、オグラセンノウ、ヒツジグサ、サワギキョウ、ジュケイ、ツルリンドウなどでした。ハッチョウトンボではありませんでしたが小さいトンボも2、3匹見かけました。
【前回の記事を読む】暑いので北へ向かい蒜山へ。三木ヶ原の牧場が見渡せる外のテント張りの席で夫とジンギスカン!
【イチオシ記事】「歩けるようになるのは難しいでしょうねえ」信号無視で病院に運ばれてきた馬鹿共は、地元の底辺高校時代の同級生だった。