本業を行いながら、補助金選びや資料の読み込み、事業計画書の作成などを締め切りに間に合うように進めるのは大変そうではないでしょうか。
この手間を考えたら、補助金に詳しい人に聞いて、どのようにすれば補助金を活用できるか提案してもらったほうがよっぽど楽ですよね。
第3章 あなたに必要な補助金
この章では、実際に補助金を使って事業を大きくしていく様子を、事例を用いて解説していきます。
使える補助金には段階がある
もしあなたが補助金を使って事業を拡大していきたいと考えているのであれば、どの補助金が今の自分に合っているか、考えてみましょう。
例えば、創業間もない時期で資金があまりない段階で、1000万円以上の高額な設備に先行投資するのは考えにくいですよね。
逆に、資金が潤沢で積極的に先行投資していきたいと考えている段階では、補助金額50万円の補助金は物足りなさを感じるでしょう。
このように、あなたの事業の種類や規模、経営状況、資金力によって、使いやすい補助金は変わってきます。
補助金は、社会の状況や企業のニーズにより、さまざまな種類が募集されています。
条件を満たせば、1社で何種類でも補助金を申請することができます。あなたの事業に「いま」必要な補助金を選ぶことが、なにより大事なんですね。
次項からは実際に経営者がどのような先行投資を考え、補助金を活用したかがわかる例を解説していきます。
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