健康・暮らし・子育て 絵本・漫画 子ども 親子 教育 2024.10.18 三つの内、一つをえらんでみよう。すきなのは、さんどいっち?ぱすた?それともおにぎり? どっちがいい? 【第3回】 やまじすみ | あやみ NPO法人こども療育センター理事長による、子どもたちの「好き」を引き出す絵本 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ たべもの のりもの どうぶつ あそび いちばんすてきなものを、えらんで、きめて…キミのワクワクが、せかいをひろげる!※本記事は、やまじすみ・作 あやみ・絵 氏の書籍『どっちがいい』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 どっちがいい?
エッセイ 『遠い夢の向こうのママ 毒親の虐待と夫のDVを越えて』 【第14回】 かおる 私だけが何も知らなかった…真実は辛すぎて部屋でひとり、声を殺して毎日泣いた 小学3年生からアイロンをかけさせたのも、私の世話をしたくなかったのだろう。喧嘩の度に「なんであんたの洗濯しなくちゃいけないの」と言って、私の洗濯物を洗濯機から取り出し、私の顔に投げつけていたのも、私の世話が嫌だった気持ちの表れだろう。新田のお父さんと、お母さんが、実の親ではない。私はハッとした。「次にあんたがここに来た時、お母さんはいないからね!!」と言っていたのは、このことだったんだ…。家庭の…
小説 『標本室の男』 【第24回】 均埜 権兵衛 眠らない、疲れない、腹も減らない、そして喉も渇かない。これが生きているということなのだろうか。 どれ程時間が経ったのだろう。山の端が少し明るくなった。そしてそれが徐々に辺りを照らしていった。雲の切れ目に月が昇り始めたのだ。月明かりはその領域を拡げていった。そしてそれが湯船の辺りまで届いたと思う間もなく、「うっ」という声が漏れた。骸骨は縁に肘をかけのんびりと湯槽に凭れていた。「うっ、くっ」また正太が微かな呻きを上げた。だがそれは瀬音に遮られて骸骨の耳には届かなかった。しかし彼が、「ひゅーっ」…