レンタカーを借りて、反則金を払わずに日本に帰ってもレンタカー会社に請求が行って、借りた人のデータが記録されているため、本人のクレジットカードから遅延の加算金を加えて引き落とされてしまうか、そのデータから直接日本の本人宛に支払い督促状が届くということになっています。

よくインターネットの相談コーナーに、

「アメリカ旅行中にレンタカーで駐車違反をしたが、そのまま無視して日本に帰ってきました。どうなりますか?」

などと載っていることがありますが、あまり軽く考えない方がいいでしょう。

下手したら取り返しのつかないことにもなりかねないので。

反則金の支払いまでに、通常は一か月の猶予期間しかありません。それを過ぎると裁判所に出頭する義務が生じ、それもしない場合には裁判所から逮捕状が出されるのです。

次回アメリカの入国審査で拒否されることにもなりかねないのです。

本土に行かなくても、ハワイとかグアム、サイパンにも行けなくなります。

最悪の場合入国審査で逮捕されることもあるようです。

話は戻りますが、私に届いた封書の内容は、私がベニスビーチに滞在していた時間にレンタカーを駐車禁止区域に止めていたレコードがあるとの内容でした。

しかし私に全く自覚はありませんでした。通常カリフォルニアで駐車違反をした場合は、フロントガラスのワイパーに違反切符を挟んでおくらしいのですが、風で飛んだのか、はたまた誰かがいたずらで持っていったのかは定かではありませんが、違反のチケットを私は見ていないのです。

それと、他にも車が普通に止まっている空いたスペースに止めたので、どうにも合点がいかなかったのです。

考えられるのは、ちょうど私が止めた空きスペースが縁石に赤ペンキを塗っている禁止区域だったということと、風がチケットを飛ばしてしまったのではということです。

記録が残っていると言われては争うわけにもいかないので、とりあえず用紙に記載してあったネットで支払う方法からクレジットカード情報を入力して支払いを完了しました。