「いろんなことがわかるとどんないいことがある?
ゆりちゃん:お花がすきなんだけど、きれいないけかたとかわかったら、いまよりもっ とすきになりそう!
きよしくん:いろんなことがわかるとやれることがいっぱいふえて、じんせい自由にいきていけそう!
えりちゃん:いろんなことばをおぼえると、いろんな本がよめるから、おもしろいはなしをしることができる」
ある意味、「いろんなことがわかること」がワクワク感の種になるというメッセージである。
大人にとっては当たり前のことかもしれない。が、ワクワク感を覚えるというのは、案外、こうした具体的でシンプルなところにヒントがあるように思う。
それが「知的で素敵なシニアライフ」につながると考える。
私の場合、読書にワクワク感を見出すことができた。本を読むたびに知識が増すような感覚。そこにこの上ない感動を覚えている。さらに言えば、読書は私を前向きにしてくれる。
自分を俯瞰してみるとよくわかる。
表現力が豊かになった。
会話の幅が広まった。
人との会話に少し自信がついた。 これまで考えつかなかったようなことが思い浮かぶようになった。
「もしかして少し賢くなったかな」と実感することも。
ちょっとしたうぬぼれ!?
そんな「ちょっとしたうぬぼれ」が、今日の私の読書に対するモチベーションを高めてくれている。
個人的には、「とりあえずビール」と言う前に「とりあえず読書」「モーニング・コーヒー」ではなく「モーニング・リーディング」という感じである。
生活のワンシーンに読書を入れることで生活に潤いが感じられる今日この頃である。
読書から得られた「これでいいのだ!」という自己肯定感。「まだまだいけるぜ!」という自己効力感。これらが私の生活をより自信溢れたものへと導いてくれていると言っても過言ではない。