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監視カメラであちこちを見ていた。
知っている人を見かけた。
佐崎恵だ。おどおどと戸惑っている。
「避難所は何処だっけ?」
啓介はカフェで他の2人に聞く。
立林「小中学校の体育館ですよ」
【えーーー、そこのあなた。佐崎さん。避難所は小中学校のようですよ。避難して下さい】
啓介が放送でそう言うと佐崎恵はきょろきょろして顔を赤らめた。
啓介は小学校の時、佐崎恵を庇ったから虐められるきっかけになったのだ。
国会では同じようにチャリオットが複数とはいえ暴走していたが対テロに強い建築物で、
コントロールされていない状況では性能を発揮されなかったらしい。
そこは俊紀の役割だ。
事態は収まり記者報道はテロの実行犯を捜し始めた。
第七章 逮捕に向けて
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報道や記者はチャリオットを調べている。
そして内蔵された人を見て恐れを抱いたようだ。
野党勢力を含め会議を行い国民にチャリオットの内部を公開するのを制限させることになった。
チャリオットのことが無くても野党は追及ネタには事欠かない。
政権与党は起こるはずのクーデターが不発に終わり挙動不審で終始した。
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