第3章 パパの心と行動をプラスにする33のプチ工夫

 

子供との関わり方12のプチ工夫

やるき:なるほど、夫婦関係だけでも、色々な考え方がありますね。目から鱗です。

ゆーき:ありがとうございます。あくまで一例ですので、次からの行動のヒントとなれば嬉しいです。次に子供との関わり方に移りましょう。

やるき:はい。ここも悩みの多いところです。

ゆーき:ここでは、基本的なスタンスと具体的なコミュニケーションについて、考え方と行動をまとめました。一緒にみていきましょう。

子供との関わり方の構成

令和のパパママはとにかく忙しい。情報爆発時代の中、家族全員の成長戦略を考える上で、何を目指し、どのようにゴールに向かって近づいていくのか。家族の中で整理しておくことは、とても大切です。

ここでは、家族全員が成長していく上での基本的なスタンスとして、4つの視点をあげています。

1 子育てのゴールを明確にする

2 ゴールへの近づき方を理解する

3 親、子供それぞれの学びを最大化する

4 他のリソースの活用を最適化する

子育てのゴールに向かって進む上で大切なことは、子供の成長だけでなく、親自身が成長出来る環境を整える必要があります。現在は、様々なサービスや情報がありますので、それらを上手く活用するためのヒントをまとめました。

◉基本スタンス

①子育てのゴールを決めておく「子育てのゴールは何でしょうか」

正解はありません。ですが、答えは夫婦で目線合わせしておくと良いと思います。

我が家では、子育てのゴールは「自立」と考えます。

「自立」とは親元を離れ、自分で暮らすことが出来るようになること。そのための必要な能力は次の3つだと考えています。

①決める:職業や生活全般における意思決定が出来る

②行動する:決定したことに対して、実行出来る

③修正する:必要に応じて軌道修正出来る