教員免許は,高等学校臨時免許状理科をスタートに,その後,新免許制度に置き換えると,中学校1種理科,高等学校1種理科,高等学校1種工業を大学卒業時に取得し,さらに,小学校2種,小学校1種,中学校専修理科,小学校専修と上級免許を取得しました。
最終的に,小学校専修,中学校専修理科,高等学校1種理科・工業の4種類の教員免許を所有することができました。
一方,研究者としてはどうかと考えたとき,文部科学省の規定と日本学術振興会の5)「学術論文等の研究業績を有する者」に該当するため,研究職,研究者をめざした現在,その「実現可能な夢」が実現したと思うのです。
教員としての実践内容などについては,今後この本の主にB授業の章を中心に記載することにします。研究者に至るまでの関係研究内容については,主にB授業およびC研究の章を中心に記載することにします。
さらに,巻末に,研究を中心として,その論文や実践資料をまとめて掲載することにします。参考になることがあれば幸いです。
A-03 小,中,高から大学選択までの人生基盤の振り返り
A-02 のところで,大学時代から教員までについて書きました。では,その前はどのような状況であったかを振り返り,これから様々な提案を読んで,イメージしていただければより一層分かっていただけると思います。そして,これらの内容を活用していただければと思い,小学校,中学校,高等学校から大学選択までを書くことにします。
小学校時代
小学校においては,家から学校に大変近く(1.5kmぐらい)で,休まず恵那市立長島小学校に通学しました。学校の成績はそれほどよくありませんでしたが,理科は好きで,昆虫などの虫も好きでした。
学級会などの司会が好きで,学級委員をやっていたと思います。人前で話すのは,少し緊張はするのですが,話し始めてしまえば大丈夫なので,むしろこのころから人前で話すのは好きだったと思います。
中学校時代
中学校では,恵那市立恵那西中学校に通学していました。恵那市立長島小学校の隣で,恵那市では割と街中の学校でした。当時1クラス45人までで,1学年3クラスの学校だったと思います。中規模の学校です。
学校では,生徒会をやりました。生徒会の議会などが大好きで,提案や説明が好きでした。今うっすらと覚えているのは,生徒会の予算を立てるとき,インクペンタイプからボールペンが普及してきたときで,どのタイプのどのメーカーのボールペンにするかについて話し合ったことを覚えています。
私は,その機種選定にサンプルを持ち出し「ボールペンでも,フタ式,ノック式などの形式」「A社,B社,C社,D社の特徴比較」について説明したのです。